フィリピン女性に騙されたマヌケな男の日記 ④出会い
フェイスブックで友達になった僕は
松本マリサから連絡がくるのを待っていた。
ところがいつまで経ってもマリサから連絡が来ることはなかった。
その頃、松本マリサと出会って三か月になろうとしていた。
最初にも書いたとおり
仕事の内容や上司のモラハラで悩んでいた僕は
誰でもいいから僕の話を聞いてほしかった。
嫁に悩みを話したところ
「誰だって仕事で悩んでるから貴方だけじゃないのよ!
そんなことで悩んでないで、しっかりと仕事に行きなさいよ!
そんなんで仕事を休みたい・心療内科に通いたいなんて羨ましいわ~!
私も貴方みたいに仕事をさぼったりしたいわ~!」
そう言われた瞬間・・・
今まで嫁を信じていた気持ちが崩れ始めて
僕の心はますます病んでいった。
誰でもいいから話を聞いて欲しかった・・・
誰でも・・・
そして僕は過ちの一歩をふみだしてしまった。
そう、松本マリサに連絡をしてしまったのだ。
同じ仕事をしているわけでもなく
まして日本人でもないから
僕の悩みを話したところでわからないだろう。
でも、それでも誰かに聞いてもらいたかったのだ。
仕事のことを知らない人の方が僕にとって都合がよかったのかもしれない。
いずれにしても大きな墜落への道へ踏み出してしまった。
松本マリサに連絡をすると
「じゃあ会ってお茶でもしようよ。」
と言ってきた。
あほな僕はイソイソと出かけてしまったのだった・・・
つづく