フィリピン女に300万奪われた馬鹿な男の日記

フィリピン女性に騙されて全貯金を失ったバカな男の日記です。

フィリピン女性に騙されたマヌケな男の日記①バカな僕編

松本マリサに「お別れ宣言」をした
次の日の朝。

 

その日はとても寒い朝だった。

 

出ていく準備をして部屋を出ると
リビングに松本マリサが座っていた。

 

たぶん朝帰りをしてきて
そのままリビングにいたんだろう。

 

靴を履くまで何も会話を交わさない状態で
淡々と出かける支度をしていた。

 

玄関で靴を履き一呼吸おいて
松本マリサの方を向き

 

「ずっとずっと金・金だったよな。
 しかも家族の事ばかり金を出させたよな。
 もう僕にはお金なんてないし、お前とは無理だから。」

 

 

そう言うと、松本マリサは

「ふ~ん」とか「はぁ~」
とかそんな返事しかしなかった。

 

僕は
「面倒くさいな・・・さっさと出よう」
そう思い

 

「もう終わりだから。
 さよなら」

 

 

そう言うと松本マリサは

「わかりました~」

という人を馬鹿にしたような返事をしてきた。

 

僕はもう何も言わず、そのまま玄関の扉を閉め
駅へと歩き始めた。

 

朝6時ぐらいだったので
ちょうど陽が昇り始めていて
光が周りを照らしてキラキラとしていた。

 

寒かったせいか空気がひんやりとしていて
とても気持ち良かった。

 

「さぁ・・今までの事を忘れて1から出直すんだ!」

 

 

空気が冷たいせいか?背中もシャキッとしてきて
気持ちが凛としてきて
僕は新たな気持ちとともに、一歩一歩歩き始めた。

 

その日は仕事を終えて帰る時も
何も寂しくなく、スッキリとした気持ちで
電車に乗って自分の本当の家へと帰った。

 

が・・・

 

ここで僕はとんでもない事をしてしまうのだ。

 

家に帰る途中、銀行に寄ってある事をしてしまった。

 

友達曰く

「一度死んで来い」

 

と言われた行動をしてしまったのだ。

 

僕は自分の人生を一からやり直したかったから
自分の口座に残っていた僅かなお金を
松本マリサに「手切れ金」として振り込んでしまったのだ・・・

 

しかも金額は30万円・・

 

 

僕は僕自身の人生を一からやり直すつもりで
「手切れ金」として30万円振り込んだが
松本マリサからしたら自分の口座に
僕から振り込まれていたからビックリしたのだろう。

 

そして数か月後。

 

「久しぶり。逢わない?」

 

 

そう松本マリサから電話があったのだった・・・

 

つづく