フィリピン女に300万奪われた馬鹿な男の日記

フィリピン女性に騙されて全貯金を失ったバカな男の日記です。

フィリピン女性に騙されたマヌケな男の日記②バカな僕編

「久しぶり、逢わない?」

 

 

松本マリサから電話が来た僕は
何と逢いに行ってしまったのだ!

 

読書の皆様!

 

 

決して僕は松本マリサに未練があって
逢いに行ったワケではないです!!

 

 

松本マリサから電話があって
久しぶりに声を聴いても
何の気持ちもトキメキもなかった。

 

嫌いとか好きとかを通り越してて

「どうでもいい」

 

という気持ちだった。

 

なので逢いに行ったのは
「どうでもいい奴」
みたいな感じで逢いに行ったのだった。

 

本当に軽~~い気持ちで逢いに行ってしまった。

 

そんな自分を殺してやりたい・・・

 


待ち合わせた場所は喫茶店

 

久しぶりに松本マリサを見たけれど
特に何の感情もなく
普通に会話をして普通にその場で別れた。

 

次に松本マリサから電話があったのは
1~2ヶ月後ぐらいだった。

 

「元気?飲みに行かない?」

 

 

僕はまた軽い気持ちで待ち合わせの場所に行った。

 

またまた松本マリサにときめく事なく
二人でビールを飲み始めた。

 

すると松本マリサは
飲み始めるなり、いきなりスマホをいじり出した。

 

僕たちが付き合ってる頃。

松本マリサはスマホをずっといじっていた。

 

付き合い始めの頃もスマホをいじっていたけど
それでも僕の話を聞いてくれて
ちゃんと返事もしてくれていた。

 

ところがスマホをいじる時間が長くなっていき
僕が会話をしたくても
スキンシップをはかりたくても
奴はいつもスマホをずっといじっていた。

 

そんな松本マリサでもスマホをいじらない時があった。

それは僕に

「なおきち!お金どうにかしてよ!」

 

という時だけ。

 

トラウマなのか?

 

僕はスマホをいじっている時の松本マリサの姿が大嫌いだった。
 

 

何かを期待して行ったワケではない。
松本マリサと寄りを戻すとか
そんな気持ちは微塵もない。

 

 

ただ

 

「こいつは全く変わらない!」

 

 

そんな気持ちが僕の中でフツフツと怒りに変わっていき
ついにその気持ちが行動に出たのだ。

 

僕は座っていた椅子を思いっきりガタンッッ!と
音を鳴らして立ち上がった。

 

松本マリサはその音にビックリして
立っている僕を見上げた。

 

僕はそんな松本マリサに向かって

「ふざけるな!! いい加減にしろよ!#$%&!!!!」

 

言葉にならない言葉を叫んで、最後に


「もう連絡してくんなよ!」

 

 

と言った。

 

最初はポカン・・としていた松本マリサだったが
僕が鞄を取って奴の方を見ると
もうスマホをいじっていた。

 

こいつは何の為に僕を呼んだんだ?
何で「一緒に飲もう」と言ったんだ?

 

そもそも飲み始めてからすぐにスマホをいじるなんて
僕の事を馬鹿にしているというか
完全に僕が松本マリサに気持ちがあると思われてるじゃないか!

 

だからあんなふざけた態度を取りやがったんだ!

 

 

また僕がATMになるのだろうと思い
僕の事を呼んだんだろう。

 

きっと最後に手切れ金で振り込んだ30万が
松本マリサにとっては手切れ金ではなく

「お小遣い」

 

としてとったのだろう・・・

 

僕が間違った行動をとったから

「なおきちは、まだ私に気があるのね」

 

そう思ったのだろう。

 

だから僕を呼び出したのだろう・・・

 

僕は松本マリサにとって
本当に良い鴨だったのだ!

 

 

そして僕が待ち合わせの場所にノコノコと現れた姿を見て
まさに

「カモがネギを背負って来た。」

 

だったのだろう・・・

 

本当に本当に僕はバカだった・・・

 

でも・・・

 

ムカつくんだよ!!!
死んでほしい。!
出来ることなら殺したいっっ!!

 

 

その後、僕たちは本当に逢うことはなくなったのだか
数年後、とんでもない写真が今の彼女に発掘されて
とんでもない事になるのだった・・・

 

つづく