フィリピン女性に騙されたマヌケな男の日記②惰性編
松本マリサは毎日のようにお酒を買ってくるようになって
僕は毎日のように買ってきたお酒を飲むようになった。
お酒を飲むと嫌な事を忘れられた。
忘れてすぐに眠れるようになった。
同棲してから暫くして
「お金どうにかしてよ!」
が始まってから僕は毎月7万マリサに家賃として払っていた。
なので僕のヘソクリはどんどん減っていき
二人の関係が冷めた頃には
松本マリサに合計200万近くのお金が流れていた。
もうお金がないはずなのに
マリサの
「お金どうにかしてよ!」
のしつこさに負けてしまい
出してしまう自分が本当に嫌だった。
何でお金を出してしまうのか?
自分でもわからなかった。
でも、それ以上にマリサの
「お金どうにかしてよ!」
が、とてもしつこかったのだ。
2~3日は言い続けていた。
酷い時には一週間言い続けてた。
払わない時もあったが
あまりのしつこさに辟易して
払ってしまう自分が本当に嫌だった。
だからお酒についつい逃げてしまった・・・
ある日、松本マリサに
「なおきちの仕事が終わったら飲みに行こう」
と誘われた。
「お金がないのに、どうして飲みになんて・・・」
とは思ったが家に帰っても
マリサがご飯を作ってくれるワケでもなく
お金お金の攻撃から逃れられるのなら
まだ飲みに行った方がいいだろう・・・
そう思って一緒に飲みに行った。
松本マリサと飲みに行く場所は
いつも同じ場所だった。
某串揚げ屋だったのだか
そこだと
発泡酒一杯¥400
+
串揚げ一本50~60円だった。
なので1000円出せば、お腹と心が満たされた。
もともとお酒は強い方ではなかったので
一杯飲んだだけで意識が飛んでしまったりしていた。
松本マリサはそこを狙っていた。
松本マリサはもう僕がそんなにお金を持っていないことを
知っていたのだろう。
でもサラリーマンの僕には毎月「給料」が
会社から払われる。
そこを狙って松本マリサは動いた。
何と松本マリサは自分が働いているフィリピンパブに
意識のない僕を連れて行き
フィリピンパブの仲間に僕を売ったのだった・・・
つづく