フィリピン女に300万奪われた馬鹿な男の日記

フィリピン女性に騙されて全貯金を失ったバカな男の日記です。

フィリピン女性に騙されたマヌケな男の日記⑨詐取編

馬車事件があって、すっかり気分が落ち込んでいた状態で
松本マリサの家へ向かった。

 

車に乗って約2時間後。

松本マリサの家に到着した。

 

マリサが久しぶりに帰宅したせいか?
お祭りか!?というくらい人・人・人・・・
人で溢れていた。

 

そしてたくさんの人がご飯を食べたりお酒を飲んだり・・・

 

しかもそれが夜中になっても続いているのだ!

 

 

さすがに眠くなってきたので松本マリサに
「ごめん、もう眠いから・・・」
と言ったら
マリサは「わかった」と言って僕の寝場所を提供してくれた。

 

その寝場所とは何とリビングのソファー・・・

 

 

掛け布団を1枚持ってきて
「ここで寝てよ」
と言ってきた。

 

そして松本マリサは
「私は親せきの子と寝るから」
と言って自分の部屋に入ってしまったのだ!

 

恋人の家にはるばる日本からやってきて
寝る場所はリビングのソファー・・・

 

え?
フィリピンってそうなの?

 

 

その夜はお酒をたくさん飲んだのに
なかなか眠れなかった。

 

空港から、このソファーに辿り着くまで
ずっとずっとお金を請求されてきた。

 

普通なら旦那さんになる人が
お金を請求されて出す事を嫌がるんじゃないか?
馬車なんてボッタクもいいとこだし。

 

それなのに松本マリサは
「出してよ!」
しか言ってくれないし・・・

 

しまいには僕の財布を奪って勝手に金を出して渡す始末・・・

 

そもそも本当にこの家は被害に遭った家なのか?
川が氾濫して、まだ1か月も経ってないのに
こんなに綺麗に直るものなのか?

 

建築資材が足りないと言ってお金を出したけど
新しい資材を使うところなんて
見渡す限りないぞ!

 

そもそも何で松本マリサはお金を借りる時

 

「お金を貸してください」
じゃなくて
「お金をどうにかしてよ」
なんだ?

 

 

「どうにかしてよ」
と言って僕がお金を出したら
松本マリサが僕からお金を借りたんじゃなくて
僕が勝手に出した事になるからなのか・・・

 

そんな事を考えているうちに朝を迎えてしまった。

 

次から次へとリビングに人が集まり
僕は寝ているどころじゃなかった。

 

やっと起きてきた松本マリサが

「今日はプールに行こうよ」

と言ってきた。

 

松本マリサの家族の手前、断る事も出来ず
「いいよ」
と返事をすると、さっそくプールに行く準備をしていた。

 

準備ができ、行く人数を見たら
まるで「はとバスツアーか!?」

というくらいの大人数だった。

 

「二人じゃないのか・・・」

 

もう考える力もなかった。

 

そのプールに行く人の中には
親せき+親せきの親せき+近所の人+親戚の近所の人。

 

「この人数分、僕が出すの?」
と聞くと松本マリサは
「着いてきたんだからしょうがないじゃない」
と笑っていた。

 

僕のお財布はどんどんどんどん
薄くなっていき中身が乏しくなっていった・・・


つづく