フィリピン女に300万奪われた馬鹿な男の日記

フィリピン女性に騙されて全貯金を失ったバカな男の日記です。

フィリピン女性に騙されたマヌケな男の日記⑤詐取編

「松本マリサを守ろう!マリサと一緒に暖かい家庭を作るんだ!」

 

 

そう決めていた僕だったが・・・

またまたお金の要求をされたのだ!

 

「ただいま~」
仕事から帰ってきた僕に
マリサは真剣な顔をしていた。

 

「何だか見たことのある感じだぞ・・・
 嫌な予感がする・・・」

 

その嫌な予感が的中してしまったのだ。

 

 

「家の修繕費がまだ足りないよ。
 家族みんなまだ住めない・・・

 

 どうにかして・・・
 なおきち、どうにかしてよ~~!!」

 

 

え?
この間、災害にあった時に
僕お金出しましたよね?

 

またお金必要なの?

 

でも松本マリサが魔法の言葉を僕に言ったのだ。

 

「なおきちだけが頼りよ。
 なおきちしかいないよ・・・

 

 私の旦那さんになるなおきちなら
 私の事、助けてくれるでしょ?」

 

 

「頼り」

 

この言葉に弱かった僕は
またまたキャッシュカードを握りしめて
銀行に走って「20万」おろした。

 

松本マリサは

 

「ありがとう!なおきち!
 やっぱり頼りになるね。
 私の旦那さん、あなたしかいないよ!」

 

そう言って僕に抱き着いてきた。

 

この頃、二人の子供も早く作りたい・・・と思い
避妊をせずにセックスをしていた。

 

でも・・・

 

この頃ぐらいから
だんだんと松本マリサに不信感を抱いてきた。

 

何でそんなにお金が必要なんだろう。
家の修繕といい、立て続けに強盗だ災害だと・・・

 

それにフィリピンでは
家の事など、そんなに金額かかるのか?

 

疑心暗鬼な気持ちが心の中で生まれては
「いやいや・・そんな事は・・・」と
夢中で掻き消していた。

 

松本マリサを愛しているのに
少しでも疑う僕は嫌な人間なのか?

 

僕の事を頼りにしている松本マリサに対して
疑う事はイケナイ事なのか?

 

嫁ですら僕を頼りにするどころか
邪魔にしてきたのに・・・

 

そんな悶々とした日々を過ごしている時
松本マリサにこう言われた。

 

「ねぇ、子供たちと一緒にフィリピンに行かない?
 私の国に一緒に遊びに行こうよ」

 

 

「もしかしたら兄弟とかに僕を紹介するのか?」

 

そう思った僕は今まで心の中にあった不安が一気に晴れた。

 

僕は二つ返事でフィリピンに行くことになったのだった。

 

でもフィリピンに行くことによって
さらに松本マリサに不信感を抱く事になるとは
思いもよらなかった・・・


つづく