フィリピン女性に騙されたマヌケな男の日記 ⑦出会い
2月下旬頃、再び松本マリサから連絡があった。
「飲みに行こうよ」
そう言われて僕はウキウキしながら飲みに行った。
その頃の僕は松本マリサを好きになり始めていた。
なので待ち合わせの場所で松本マリサの姿が見えると
すごく嬉しい気持ちと照れた気持ちで
「よっ」
と手を振り、浮ついた気持ちで店に入っていった。
いつも仕事帰りに待ち合わせていたので
会える時間は、ほんの1時間だったが
それでも僕は幸せな気持ちだった。
でもいつも「1時間」という短い時間しか会えなかった。
「どうして1時間なんだろう?」
と疑問に思うことがあったが
松本マリサの姿を見るとすぐにそんな気持ちは飛んでいってしまい
ウキウキした気持ちで一緒に酒を飲んでいた。
その後の真実。
松本マリサと破局後に知った事実なのだが
松本マリサは「フィリピンパブ」で働いていた。
「亀戸」にある某フィリピンパブで働いていたのだ。
(まだその店は存在している)
僕たちが会えていた時間は、僕が仕事終わった後。
つまり夜なのだ。
パブといったら夜に仕事をするのだから
僕と飲みに行ったあと、店に出ていたのだ。
そりゃ~一時間しか会えないワケだ。(笑)
僕はそんな事も知らずに奴と付き合っていて
奴と別れた後、フェイスブックで気付いたという。
フェイスブックで松本マリサと交流していたのに
どうして気付かなかったのか・・・
本当に自分はバカだと思う。
その話はまた後程・・・
僕はあまりお酒に強くなく
いつも酒に飲まれていた。
生中を2杯飲むと出来上がってしまい
フラフラしたり酷い時には記憶がなくなっていたりした。
そんな様子を松本マリサはジッと伺っていたのだろう。
そして
「こいつからは金がとれる!」
そう思ったのだろう・・・
ずっと品定めされていたのだと思う。
つづく